春節とは、旧暦の1月1日のことで、日本でいう正月であり、中国ではもっとも重んじられています。今年は、2月3日が春節となります。この時期になると、学生などは皆帰郷し、学校の周りにある飲食店などもほとんど閉まってしまいます。
中国では、春節前日の大晦日の夜に家族で食事をし、春節を家族でお祝いします。2日から親戚周りをするのが一般的ですが、最近は、経済的に豊かになり、家族で海外旅行に行く家庭も増えていると聞きます。
中国にも「紅包」という日本でいうお年玉のようなものがあります。日本と違うのは、結婚していない人が結婚した人からもらうという点です。お金を入れた赤い袋を渡すことから「紅包」というようです。
広州は年中花や緑でおおわれており「花城」とも言われています。その為か春節には、花を飾って新年を迎えるという習慣があり、花市が至る所で開かれます。大規模なものは、道路を封鎖して開かれています。菊や百合、牡丹、水仙など様々な種類の花が売られており、安い花は10元くらいですが、高いものになれば、500元くらいする花も売っています。また、花だけでなく、正月飾りや玩具などの出店もあります。
花市は春節前の3日間程度開かれ、大晦日の夜になると花を処分するために投げ売りが始まります。花を安く買いたいと思うなら、大晦日の夜に行くのがベストです。売れ残った花は、以前はハチなどをたたき壊し枝を折ってその場に放置されていたみたいですが、最近は養老院や福祉施設に送られるそうです
私も初めて花市に行ってみましたが、人の多さに驚きました。道路の真ん中にお店が並びその両側を人が歩くようになっていますが、たくさんの人で溢れており、肝心の花を見ることができなかったりします。花を買うには、人をかき分けて行かないといけません。花市には、花を買いに来ている人だけでなく、若者が友達何人かで遊びに来ていたり、カップルのデートスポットにもなっていたりします。日本で言う初詣みたいな感じでした。
春節の時期は、基本的にはほとんどのお店が閉まっています。空いている飲食店は家族ずれの客でいっぱい、お土産を買うには百貨店くらいしか開いていません。そのため、旅行するにはお勧めの時期ではありませんが、花市はこの時期しか開かれていないので、もし花市に興味のある方は、春節に広州を訪れるのもいいかもしれません。
春節の学校周辺。ほとんどのお店は閉まっていてかなり寂しい状況。
花市の入り口に創られたモニュメント。いつもは普通の道路ですが、花市専用に!
たくさんの花屋が並んでおり、その規模の大きさに驚きました。