2014/04/18

第三回 広州市派遣報告


姉妹都市である広州市に福岡市から派遣されている高橋さんより、現地の広州情報をお届けします。

 こんにちは!旧正月も終わり、郷里に帰省していた人々も戻ってきて広州の活気も元通りになりました。

今回のレポートでは、旧正月、天皇誕生日レセプション、広州ジャパンブランド、広州地区大学生日本語弁論大会について報告します。

 

【旧正月とは?】

旧正月とは、旧暦(太陰暦)に基づく正月のことです。中国ではこの旧正月を「春節」と言います。一般的に旧正月の前日(大晦日)から一週間が祝日となります。

(今年は旧正月当日131日から26日までが祝日となりました)

中国では、旧正月を家族で過ごすことを非常に大切にする文化があるため、旧正月を迎える直前ぐらいから、郷里から離れて生活している人々が一斉に帰省するので、様々な交通機関が人で溢れかえります。

特に安価な列車はほぼ満席で、長距離列車で片道数日間かけて帰省する人も珍しくありません。

 また広州では旧正月に花を家に飾る習慣もあります。

 旧正月前には市内のあちこちで花市が開かれます。私は広州市の中心部天河区の花市に行ってきましたが、なかなかの規模でこれだけの花を見ることはあまりないので、非常に楽しい時間を過ごすことができました。
花市の入場口です。無料で入場できます。
様々な花が販売されています
 
 
【天皇誕生日レセプション】
期間:126日(
場所:広州花園酒店
 国際的な慣行として、外国との関係において相互に国家と国民の繁栄等を祝し合う日として、日本では天皇誕生日に合わせ、各地の在外公館長主催のレセプションが行われています。
招待客は当地の政府・官界要人、経済界関係者、教育・文化関係者報道関係者、各国総領事館及び在留邦人団体の代表者等であり、レセプションでは、天皇誕生日祝賀のご挨拶が行われた後、立食パーティーとなっており、その間福岡市の他、福井県、沖縄県、熊本県など8つの自治体が各自治体の観光・食文化等をブースにてPRする時間が設けられました。
沖縄県のブースではオリオンビールの試飲をしたり、熊本県のブースではやはり人気のくまもんが登場したりして人気を博していました。
今回のレセプションのように様々な国から来ている関係者に福岡市をPRする機会はなかなかないので、非常に良い経験になりました。
立食パーティー
福岡市のブース
【広東ジャパンブランド】
期間:126日(~128日(日)
場所:広州東駅 東方泰購物広場地下3
 広東ジャパンブランドは真のジャパンブランドの発信、文化・商品のPR、販売、商談を目的としたイベントです。3日間にわたって、様々な自治体・企業がPRを行いました。
 福岡市のブースでは福岡市の化粧品会社に商品の販売を行って頂きましたが、どんどんお客さんが来られ商品の説明に耳を傾けていました。日本の化粧品は安全で質が良いという印象があり非常に評判が良いようで、説明を聞いたらすぐ購入するお客さんが多かったのが印象的でした。
 途中、ウルトラマンやくまもんのショーがあったり、キャラクターでのPRも親子連れの子供たちにとても人気でした。今回、3日間通しでPRを行いましたが、休憩する暇もないくらいの大盛況で日本に関心のある広州の人がかなり多いことを実感しました。
たくさんのお客さんで賑わっています
 
福岡市のブース
【広州地区大学生日本語弁論大会】
期間:1222日(日)
場所:広東外語外貿大学雲山会堂
今回で26回目を数える広州地区大学生日本語弁論大会は、新人の部(日本語学習歴3年未満かつ日本への留学歴のない学生を対象)と、大賞の部(日本語学習歴3年以上または日本への留学歴のある学生を対象)の2部に分かれ、広州地区の12大学からそれぞれ選抜された学生達が出場しました。
出場する学生達は午前中にテーマスピーチ(あらかじめ用意した内容を発表する)、午後に即席スピーチ(発表前に与えられたテーマについて発表する)を行いました。
新人の部、大賞の部と分かれてはいるものの、どちらの部も選抜された学生達とあって非常にハイレベルな日本語を使ったスピーチに驚きました。特に感情を込め、タメを意識したスピーチが多く、日本語をいかに話せるかだけではなく、スピーチとして聞き手にどう伝えるかをよく練習していると感じました。
今回は学生間のスピーチのレベルが皆非常に高く、差があまりなかったことから審査は難航しましたが審査の結果、広東外語外貿大学2年生の湯祖爾さんが新人の部準優勝に選ばれ福岡市長賞を見事受賞されました。
弁論大会の様子
 
福岡市長賞を受賞された湯祖爾さん