2014/12/17

今年も釜山で開催されました「第31回日本語弁論大会」


姉妹都市として親しい関係を持つ釜山広域市には,福岡市から職員が派遣されています。派遣されている上原さんより,釜山の現地情報をお伝えします!

 

118日の土曜日、今年で31回目を迎える日本語弁論大会が釜山市で開催されました。

この弁論大会は、日本語を勉強している大学生を対象に、在釜山日本国総領事館と()釜山韓日文化交流協会が、日本語学習意欲の向上と、日韓両国間の相互理解の増進を目的として、毎年開催しているものです。

今年も昨年と同様に、予選を勝ち抜いた日本語の強者である20名の学生が出場して、思い思いに日本語での弁論を繰り広げました。今年は20名の学生中14名が男子学生でした。出場者20名中、昨年は12名が、一昨年は16名が女子学生であった近年の状況に比べて、男子学生が大躍進した大会と言えるかもしれません。

弁論のテーマは、日韓交流や日本との関係に関するものや、自分の夢に関するもの、家族への思い、そして自分の個性を見つめそれを大切にしようと決意したものなど多岐に渡っておりました。昨年も感じたことですが、日本語の能力の高さはもちろん、それ以上に、よく練られた弁論内容に大変驚かされました。

そんな中、今年「福岡市長賞」を受賞したのは、慶星大学校日語日文学科2年生の禹哲珉さんです。禹さんは、「韓国人の日本人観」をテーマに弁論しました。禹さんは、残念ながら日本についてよくないイメージを持つ人もいる韓国において、日本が好きだとはっきり言い、もちろん自分の国である韓国も好きだと言います。現在の日韓関係について、過去の歴史を忘れないことも大切であるけれど、現在の両国の良いところを認めあって、協力し合うことも大切だと、流暢な日本語で真剣に主張しました。



禹さんには、福岡市長賞の副賞として福岡への往復乗船券とホームステイ体験が贈呈されました。福岡に行ったら、福岡の良いところを見て釜山の方たちに伝えたり、逆に釜山の良いところを福岡の方に伝えたりして、かけはしになってもらえたらと切に願います。