2015/03/10

福岡での一週間

在広州日本国総領事館主催の日本語弁論大会で福岡市長賞を受賞した黄嘉偉(こう かい)さんが先日福岡へ来て、ホームステイなど1週間滞在しました。黄さんより、心温まる感想文が届きましたので、是非ご一読ください。


去年12月、広州地区日本語弁論大会で受賞して、福岡市でホームステイを体験するチャンスをいただきました。とても光栄なことだと思いましたが、「初めて一人で外国へ、自分が本当に大丈夫かな」。そういう不安を抱えて、222日、日本に出発しました。
  福岡市に着いたのは夜9時ごろでした。その前関西空港で乗り換えを待っていた間、近くの大きなアウトレットに行きました。派手なフラッグシップ、きれいな海、巨大な観覧車、いろいろ見たけど、どうしても寂しい感じが湧いてきました。でも、出口で待ってくれた金さん、柴田さん、そしてホストファミリーの笑顔を見て、みんなの熱い目線と合わせて、その不安や憂鬱がすぐ消えました。あれはみんなとの初対面なんだけど、みんなの優しさで、恥ずかしい気持ちなんて全然なくなてしまいました。素晴らしい始まりだと嬉しく思いました。
  それから福岡での一週間、神社やお寺で日本らしさを感じたり、福岡タワーや大濠公園などで美しい景色を見たり、明太子、鳥刺し、馬刺しなど美味しい料理を食べたり、賑やかな天神と博多で買い物したり、いわゆる観光を楽しむことだけでなく、教科書に書いてあるより何倍も生々しい日本を感じることができて、とても嬉しかったです。

例えば国の友達に聞かれます。
  日本人の環境保護の意識がどれぐらい強い?-「シャワーの首のところ、推せる装置があって、水がいらない時は必ずあれを押して、そうすると水が出ません。」「小さい子供でさえ、ゴミの分類がよくできています。鉛筆を削る時出た屑もちゃんと袋に入れてお母さんにあげます。」「道で見られる車がほとんど燃費が良くて、機能性の高い車です。高級車はあまり見つけません。」
日本人がどれぐらい本を大切にしている?-「バス、電車の中に、頭を下げて携帯をいじる人がほとんどいません。」「中古品の本屋に並んでいる本が誰にも読まれてないようによく保存されています。
  実際に自分の目で見てこそ、このような細かいところまでわかるようになれると思います。もちろん、「高齢社会」、「少子化」、「女性は結婚したくなくなる」など、様々な社会問題も実感しました。その一方、政府がこれらの問題に対する政策も前よりもっとわかるようになりました。今回の旅、いろいろと見てきて、そして自分の頭で考えるようになって、本当に素晴らしい経験だと思います。
  私にとって、旅行の一番の魅力は、たくさんの出会いをすることです。今回のホームステイ、国際部の皆様に出会って、福岡を詳しく紹介してくれたりして、最初から最後までいろいろお世話になって、本当に、ありがとうございます。中国語のめっちゃ上手な三田村さんがわざわざ北九州から来て私に福岡の案内をしてくれて、本当に、ありがとうございます。
 
そして、一週間ずっと面倒を見てくれた金岡ご家族に、誠に感謝します。裕司さんが仕事で大変忙しいのに、家に帰って、毎日面白い話をしてくれました。ゆっくりできる週末にも休まずに、大分県にあるすごい温泉に連れて行ってくれました。美智子さんが毎日美味しい料理をいっぱい作ってくれて、私のために休みをとって、多分日本人だけ知っている面白いところに私を連れて行ってくれました。さらに、珊太くんと安珠ちゃん、彼らの可愛さと天真爛漫な性格に、すごく心が動かされました。彼らと一緒に遊んだりして、一人っ子の私にも可愛い弟と妹ができた気がします。福岡に着いた日が私の誕生日で、次の日に誕生日パーティーもしてくれました。涙が出るほど、感動しました。一週間、こんな幸せな家族と一緒に過ごしてきて、新しい家族ができたと感じました。


もし何も順調に進めば、また9月から一年間九州大学に留学します。またその時、行ってないところに行って、たくさんの祭りとイベントに参加して、もっと日本の社会に入って体験しようと思います。そして、こんど出会った人たちに会ったり、また新しい出会いをしたり、考えてみるだけでワクワクしてきました。

 

  それではまたね、福岡!